2017-01-23 第193回国会 衆議院 本会議 第2号
昨年、安倍総理は、トランプ氏がTPP離脱方針を示しているにもかかわらず、国内の強い反対や懸念の声を押し切って、TPP協定承認案を強行に可決させました。 トランプ大統領は、TPPではなく二国間協定に軸足を移すと明言しています。こうした意向に基づき、仮に日米間でFTA協議を行うことになれば、厳しい要求を相対で突きつけられることになります。
昨年、安倍総理は、トランプ氏がTPP離脱方針を示しているにもかかわらず、国内の強い反対や懸念の声を押し切って、TPP協定承認案を強行に可決させました。 トランプ大統領は、TPPではなく二国間協定に軸足を移すと明言しています。こうした意向に基づき、仮に日米間でFTA協議を行うことになれば、厳しい要求を相対で突きつけられることになります。
TPP協定承認案及び関連十一法案に満身の怒りを込めて反対討論を行います。 TPPに反対する最大の理由は、多国籍企業の利益を最大化する一方で、国民の暮らしや農業、医療などを破壊する最悪の貿易協定だからであります。 政府は、トランプ米国次期大統領による明確なTPP離脱表明にもかかわらず、自由貿易か保護主義かと繰り返しながら、批准を強行しようとしています。
さきのTPP協定承認案、そしてこの間のカジノ法案、数に任せて次々と重大案件の強行を図り、国会を国会でなくす暴挙の中、年金カット法案の衆議院委員会、そして本会議の強行採決を行った政府・与党に対し、満身の怒りを込めて抗議をするとともに、本院における審議入りに断固反対の意見を表明いたします。
本日は、TPP協定承認案には断固反対との立場から意見を述べたいと思います。 政府・与党は、TPP承認案と関連法案をこの臨時国会で批准、成立させようとしておりますが、私はこれに強く反対いたします。
○塩川委員 環太平洋連携協定、TPP協定承認案と関連法案を審議するための特別委員会の設置について意見を述べます。 TPP協定は、関税の原則撤廃により日本農業と地域経済に壊滅的な打撃を与え、食料主権を侵害するものです。医療分野でも、薬価制度の改変等によって国民皆保険制度の形骸化につながる危険があります。